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開催テーマ:教育保健の視点で発想する子どもの育ちと学び~GIGAスクール構想と教育保健~

このたび、日本教育保健学会第23回年次大会を東洋大学赤羽台キャンパス(東京都北区)にて開催する運びとなりました。
2020年以降の新型コロナウイルス感染症の拡大は、子どもたちを取り巻く教育環境を大きく変化させました。とりわけ、GIGAスクール構想のもと急速に進展したICT教育は、学びの可能性を広げる一方で、子どもの心身の健康や発達に新たな課題も投げかけています。こうした状況を踏まえ、本大会では「教育保健の視点で発想する子どもの育ちと学び―GIGAスクール構想と教育保健―」をテーマに掲げ、ICT時代における子どもの育ちと学びを多角的に検討いたします。
 1日目のシンポジウムは「GIGAスクールと教育保健」というテーマで、「GIGAスクールと子どものからだとしてICT利用が進む中で大切にしていきたいこと」「保健室におけるICT活用として具体的なICT実践事例」「GIGAスクール時代の保健授業実践としてデジタル教育の効果」などを報告していただき、学校現場と研究の双方の立場から、ICT活用と子どものからだ、保健室での実践、保健授業の在り方について議論を深めます。
2日目の特別講演では、東京大学名誉教授の佐藤学先生をお迎えし、「生成AI時代のICT教育」をテーマにご講演いただきます。急速に進むデジタル化の中で、教育はいかにあるべきか、示唆に富むご提言が得られるものと期待しております。
同日午後の共同研究報告は、「子どもが求める学び環境の教育保健的探究」とテーマで、3年間にわたる研究成果を報告していただきます。研究内容は「日本の学校の現状と望ましい学校づくり~公教育の国際比較等をもとに」「学び環境の実態と新たな学び環境づくり」「子どもが求める保健室づくり~養護教諭の複数配置の検討」となっています。今日の日本の子どもたちの心身に現れている様々な健康問題を解決するために、子どもが求める学び環境と保健室の在り方について検討し、日本の公教育を教育保健の視点から再考する契機としたいと考えております。
上記以外に一般報告として16演題がエントリーされました。内容は教育保健学の歴史、学校環境衛生の変化、養護教諭と教員の協働、乳幼児へのICT活用など教育保健学の広がりと深化を実感いただける報告が行われる予定です。
また、今年度はホームページ以外にインスタグラムを作成したり、当日会場に「皆さんの推し本コーナー」を設置したり、「学会参加ビギナーシール」を配布したりするなど新しい試みも検討中です。
本大会が、ICT教育の光と影を冷静に見つめ直し、明日からの実践につながる学びの場となることを願っております。会員の皆さまにはぜひ赤羽の地にお集まりいただき、活発な議論と交流を通して、ともに教育保健の未来を展望できれば幸いです。実行委員一同、心よりお待ち申し上げております。

 

年次大会長:内山有子(東洋大学健康スポーツ科学部 教授)

日本教育保健学会第23回年次大会

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